November 2009
November 28, 2009
November 15, 2009
独りでは行かないように

そう言われてはいましたが、今日は日曜なので単独行動。保安林の中に残る廃墟解体の調査設計。今日やっと全体像がつかめました。ただ、来たときから感じていた小さな物音。自分以外にもうひとりいるような気配・・・。うん、絶対におかしい。
ちょっと怖いので早めに切り上げようとしたとき、ひとりの男性が現れました。こちらには気がついてない様子。恐怖のあまり、とった行動は・・・。
「こんにちは!」
元気のいい挨拶でした。
「お〜、やっと来てくれたんか」というおっちゃんの返事を聞いたとき、もう帰れないような気がしました。そうか、やはり独りで来てはいけなかったんや。
おっちゃんの話をゆっくり聞いてようやく事情がわかりました。おっちゃんはボランティアでこの保安林に木を植えたり、道をつくったりしてると。するとこの廃墟を見つけたと。ものすごく気味が悪いと。(確かに・・・。)だから何度もこの廃墟をつぶすように県にお願いした。ということでした。
そしてボランティアのおっちゃんたちが他にも7人くらい集まってきました。そうか、いつも平日に来ていたので会わなかったけど、日曜になればこの森を手入れしてる人がいたんや。
みんなこの廃墟がようやく撤去されると知ってとても嬉しそうでした。その笑顔でちょっと元気になりました。
November 14, 2009
November 12, 2009
November 10, 2009
November 07, 2009
November 04, 2009
November 03, 2009
November 01, 2009
雨も嬉し、晴も好し

第三回目の住まいの小学校。今回は金沢工大と秋田県立大の名誉教授である鈴木有先生のお話でした。聞けてよかった。暮らしに手間をかけることができるというのは何よりも贅沢なことだと知りました。
あなたは苦労してる。だからいいんです。
6月に開催した第一回目の住まいの小学校では自分のことについて話しました。1時間半も。終わったあと鈴木先生がそう声をかけてくれました。未だ何も成し遂げていないもどかしさをそのままぶつけたことに対して鈴木先生は、簡単にできたらつまらないよ、と。
手間をかけることは幸せなことなんやと。木造建築はそもそもそういうもんなんかも。鈴木先生はご自身が生きてきた道筋からそのことを知らせてくれてるような気がしました。