December 2009

December 31, 2009

よいお年を・・・

hira

どうしてなのかわかりませんが、年々お正月を迎える雰囲気が薄らいでいきます。今年のうちにしなければいけないことがまだたくさんあるのに、あと数時間で来年です。そろそろあきらめるか・・・。


皆さんのおかげでよい一年でした。
子どもの頃のような素敵なお正月をすごしてくださいね。

December 29, 2009

ムネノウチノウチ

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設計者のブログが原因で住まい手さんとトラブルになったケースが紹介されていました。僕らには守秘義務がありますから、日々の仕事を記すのはとてもデリケートなことです。

僕も怒られたことがありますが、ルール違反をした訳ではなく、「山登りなんか行ってる場合じゃないでしょ」みたいなのがほとんどです。

したがって仕事の核心に触れることもなく、たまに出かけても話題にできず、自分しか知らない一番奥にあるムネノウチを当然打ち明ける訳にもいかず・・・。

だから、朝焼けが綺麗やなあとか、空が青いなあとか、足が痛いのでとか、そんな話を繰り返してる毎日です。でもそのおかげでいろいろ感じるようになりました。

暑さとか、寒さとか、自分の弱さとか、人の優しさとか、肉球の柔らかさとか、痛みとか、まあ怒りもですけど、日常にはいろいろあって、やっぱりありがたいな〜と感じます。今日は何を書く?って考えてると、ありがたいことが多いと気がつきました。

December 27, 2009

感謝の一年

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一応昨日で仕事納め。苦しいことが多い一年でしたが、今年はたくさんの人に出会って、自分がこれからどうしていきたいか見えてきたような気がします。ありがたい一年でした。

もう数日あるので、今年のうちにやっておきたいことを急ぎます。

December 25, 2009

A1サイズの靴下

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父親も設計の仕事をしていたので、幼い頃から青い大きな図面を目にしていました。クリスマスイブの夜、図面を2枚重ねて靴下の形に切り取り、テープで止めて寝ました。自分が入れそうな大きな靴下でした。

朝起きたらそこに板チョコが入っていました。若手芸人なら「なんでやねん!」て突っこんでたと思います。

よいクリスマスを・・・。

December 21, 2009

荒い松の床とウィンザーチェア

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安曇野ちひろ美術館の床に貼られた荒い松の板と木目の細かいウィンザーチェア。建築は内藤廣さんで家具はきっと中村好文さんの手によるもの。こういうのを見ると心が揺さぶられてしまいます。できるだけ杉を使おうとしてるところでこれを見せられたら・・・。

どうしよ、どっちの空気を目指そうかと考え込んでしまいます。

December 18, 2009

農ある仕事08

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今朝、温度計をみれば2℃。寒くなりましたね。

実ることはないのはわかってますが、それでも数日前よりは大きくなってます。もう少しのあいだ、鑑賞してます。

December 17, 2009

今日の空

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安曇川モデル住宅の現場で凍えてると、虹色に光る彩雲が現れました。太陽を隠すためにかざした手のひらがほんの少し暖まったのを感じました。

December 16, 2009

建て方

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ここでいう建て方とは、建てる方法のことではなく、柱や梁など木造の骨組を組み上げることをいいます。

安曇川流域・森と家づくりの会のモデル住宅の建て方が始まりました。明日上棟を迎えます。大工さんのすごみを感じながら丸一日現場にいました。

明日が楽しみです。

December 15, 2009

暴年会

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気心知れた人たちと忘年会。しんどい一年でしたが、こうしていられることにも、周りに人がいてくれることにも感謝してます。

それにしても会話の程度は低かったな。言葉で殴りあった感じです。ま、気心知れたというのはこういうことなのかもしれませんが。

December 13, 2009

森の国から

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ギャラリー・マンマミーアで開催中の クリスマス展2009「森の国から」 へ。12/27まで開催されているので皆さんもぜひ・・・。

いつもは乗らない新名神を利用したのは、そろそろトンネル恐怖症が治ってるか知りたかったからですが、意識をした途端に恐怖の波が襲ってきました。怖かった。困った病気です。

新名神のような広い道はどうも怖いみたい。せっかく便利になったのに。遠くまで行っても1000円やのに。

行きたいところがいっぱいあるのに・・・。

December 12, 2009

小屋11

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陶芸家 神山清子さんの窯がある上屋。あの映画でもそのまま使われていました。信楽を通る際にはぜひ立ち寄ってほしい場所です。窯の内側がすごいんです。

binskas at 13:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!小屋 

December 10, 2009

穏やかすぎる朝

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今日は穏やか。手帳は真っ白。時々こういう日がある。だからもうわかってる。

今日何かを忘れてる。

December 07, 2009

赤紙

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大きな地震の被災地で目にする赤紙。これはその建物の被害損壊を示すものではないんですよ、という話がありました。

なるほど、そりゃそうだ。

これは「危ないから中に入らないで。入る場合は専門家に相談して」という意味で、この建物がもう助からないという意味ではありません。にも関わらず住宅メーカーなどがやってきて解体の段取りをするそうですね。

能登半島地震で貼られたこの赤紙には、注記の最後に「非常に立派な家なので、できるだけ残してください」と記されています。

建物の専門家はこういうハートを持ってる人でないとだめだと思います。

December 05, 2009

向こう岸の朝

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昨日はどうしても晴れてほしかった。そして晴れました。今朝はまた雨ですが、ひと仕事終えたので気分のいい朝です。

いつもは比叡山や湖西の山をみながら出勤しますが、今日は向こう岸から湖東の山をみています。こちらの朝は東の空を映す湖面が綺麗です。

メールを読み込めば、何通かの労いが・・・。友情を感じました。

切れずに頑張ってよかった。

December 03, 2009

いよいよあすは(わ)じょーりくです

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57年前、目の不自由な23歳の女性がアメリカへ留学するために神戸から海を渡りました。船の中で両親への手紙のかわりに日記を打っていたそうです。写真家の野寺夕子さんから届いたニュースレターにその日記が紹介されています。

7月27日 いよいよ あすは(は) じょーりく です


最近ぶつぶつ文句ばかり言ってる自分がとても恥ずかいいと知らされた強い言葉です。

筆とペンを使ったすべて手書きのニュースレターで野寺さんは、「あなたはおかわりないでしょうか」「寒くなります。どうぞ、お元気で!」と語りかけてくれてます。それとは別に、ひとりづつへのメッセージまで添えて。そういえばいつもさりげなく優しい声をかけてもらってたような気がします。「最近、どうですか?」みたいな。思い通りにはいかないと伝えると、短い言葉でアドバイスをくれます。「大丈夫」みたいな。

こういう人、いるんやな。人の心をあっためられる人。

December 01, 2009

12月

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「インクジェット写真用の年賀状を・・・」

  「プーさんのほうですか?」

「プーさん?いや普通のほうで」

  「すいません、90枚しか残ってません」

「じゃとりあえず90枚ください」

  「残りはプーさんでいいですか?」

「どこがプーさん?」

  「ここがプーさんで裏は無地ですよ〜」

「か、かわいいですね・・・」

  「でしょ。残りはプーさんでもいいですか?」

「いや、全部プーさんにしてください」