March 2011

March 28, 2011

大黒柱

IMG_9420

雪が残る朽木の山へ。大黒柱の伐採に立ち会うために住まい手さんと施工する松井さんに同行させていただきました。

急斜面で緊張感のある栗本さんの動きは、目を離すのがもったいないかっこよさがありました。

この木が柱になって家の真中に立つのはもう少し先になります。

楽しみにしています。

March 15, 2011

I♥3C

IMG_9990

娘の卒業式に出席しようと急ぐ途中、彼女は「い組」やったか「は組」やったか必死で思い出していました。「ろ組」ではなかったような気がしましたがそれも捨てきれません。

恥をしのんで学校で尋ねると先生は優しく教えてくれました。


「娘さんは『C組』ですよ」

March 14, 2011

日本人において

16年前の阪神淡路大震災があって一週間後、僕は神戸の東灘区にいました。身動きができない市の職員にかわり、避難所となってる公共の建物や幼稚園などの被災を調査していました。そこでは多くの労いも受けましたが、罵声もあびました。

調査なら帰れ!
そんな暇があれば電気をとおせ!

若かったので感情をコントロールできず、涙がでました。自分にできることはこんなもんなんかと。役に立ちたいという衝動だけではなにもできないんやろかと。

怒鳴られたあとしばらく歩いて、どうしても気なったので僕はもう一度さっき調査した御影公会堂へ戻りたいと言いました。怒鳴ったおじさんの真上に大きな誘導灯がコード一本でぶら下がっていたからです。

あの地震のあと、被災建築物応急危険度判定士という資格が各県で制度化されました。今回の地震の翌日、要請がありました。いつ行くのか何処へ行くのかわからんけど、次の連絡があれば行くことになってます。

今度は力になれるんやろか。いや、なりたいよね。絶対ならなあかんよね。

March 12, 2011

人待つ人、守りたい人

人待つ人がいる

守りたい人がいる

旧山古志村の村長だった長島忠美さんが本の一番最後のページに筆で書いてくれたメッセージです。

その時の講演会では、地震の瞬間のこと、全村避難のこと、復興への数年間、そこから学んだこと、自分の身にそれがおきた時へのアドバイスを静かに話されました。僕は息もできないような緊張感で聞いていました。

その話を全部忘れていたことに今日気がつきました。

------------------------------------------------
炊き出しマップ

March 11, 2011

地震計

3011b

身体が揺れを感じる前に目の前のフエキくんが揺れ始めました。揺れ方と長さから、遠くでとんでもない大きな地震が起こってると想像できました。

関東でめちゃくちゃぼろい家に暮らす兄の家族と連絡がとれないので心配ですが、きっとぼーっとしてるんでしょう。

March 10, 2011

とえはたえ

3011

遠くになるにつれて山の色が空色に近づいていきます。いつまでも見てたい景色です。

March 09, 2011

楽しみにしていたこと

0310

楽しみにしていたことが動きだしそうです。


March 05, 2011

0305

珍しくすんなりと眠りについたはずでしたが夢で目が覚めました。まさか暴走族と一緒にペーロン大会にでるとは。

なぜか興奮してまた寝れない夜です。

March 04, 2011

3月

0304

雪が降っても道が凍らない。さすが3月。

そんなに早く時間が過ぎんでもいいのに。

March 02, 2011

カフェのような

0301

「ここがカフェみたいに用事がなくても遊びにきてくれる事務所やったらいいのに」と隣でのんきなことを言ってる男がひとり。

僕は適当に返事を返しておきましたが、ほんとはちょうど同じことを考えていました。