December 2011

December 31, 2011

旧暦派宣言したものの

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あと少しで今年もおわり。毎年そうなんでしょうけど、今年はきつかった。でもたくさんの人に救われました。きっと気づいてなかったんやと思います。

そんな話をいつか坂田さんにしたら、「あんたに救われた人もきっといるで」とおっしゃいました。できることをすることで、誰かを救ってることになってたら嬉しいけど。

仕事も掃除も年賀状も途中やから旧暦で生活しようとしてますが、今日はやっぱり特別な日なんで。

一年間ありがとうございました。よいお年を。

December 24, 2011

最初の記憶

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建て主さんと一緒に建具屋さんで打合せ。現物が前にあるおかげで、話はトントンと進む中、引き手の金物で意見が分かれました。どうまとめようか悩みましたが、建具屋さんの一言で気持ちが楽になりました。

「暮らし始めたら気にならないから。今は楽しんでるんですよ」
僕は「後で反省します」と言って、自分の意見をごり押ししました。

ここにくると嬉しくなります。建具屋の助さんの孫やから。3歳の頃に廃業したから、ほとんど憶えてないけど。広くて暗い工場の中で仕事をしてたお爺ちゃんの影がよみがえってくるから。こうやって木に関わる仕事をしてるのは、最初の記憶がそんな場所やからと思い出させてくれるから。だからここが好きなんです。

December 19, 2011

うみ・そら・やまの家

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最初の提案で、表紙に「うみ・そら・やまの家」と書きました。山の頂上からこの敷地の写真を撮って、地形に寄り添う素直な家がいいと。

それ以来、一度もその言葉を使っていませんでしたが、今日屋根の板が張られたお家を見て、「うみ」にも「そら」にも「やま」にも繋がってるなあ、と実感しました。

December 03, 2011

色とかたちと向き

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観音寺の集落調査をして、色とかたちの共通性や、方向にもゆるい法則が見えてきました。