November 01, 2009
雨も嬉し、晴も好し

第三回目の住まいの小学校。今回は金沢工大と秋田県立大の名誉教授である鈴木有先生のお話でした。聞けてよかった。暮らしに手間をかけることができるというのは何よりも贅沢なことだと知りました。
あなたは苦労してる。だからいいんです。
6月に開催した第一回目の住まいの小学校では自分のことについて話しました。1時間半も。終わったあと鈴木先生がそう声をかけてくれました。未だ何も成し遂げていないもどかしさをそのままぶつけたことに対して鈴木先生は、簡単にできたらつまらないよ、と。
手間をかけることは幸せなことなんやと。木造建築はそもそもそういうもんなんかも。鈴木先生はご自身が生きてきた道筋からそのことを知らせてくれてるような気がしました。