これから家を建てるなら

April 27, 2010

もりいえOPEN

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安曇川流域・森と家づくりの会のモデルハウスが5月1日(土)オープンします。GW中はイベントも開催します。

ぜひお越しください。

詳しくはこちら

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September 02, 2009

住まいの小学校(土壁編)

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今回の「住まいの小学校」は土壁の話。小林隆男さんという有名な左官職人さんの話を聞かせてもらいました。

滋賀県にも良い土があり、それを手に取ってみると、採取した場所によって色や質が違います。それは例えば琵琶湖が三重県にあった大昔からの地形の変遷と大きく関わっています。

地面と同じ色の家をつくれたら幸せやなあ。といつも思いながらも見えなかった地域ごとの土の色を、今日いくつか見せてもらいました。

b.i.n木村敏建築設計事務所のホームページへ

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August 08, 2009

130歳の木

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今からおよそ100年前に世界最初の大衆車フォードT型が発売され、それより数年前にライト兄弟のライトフライヤー号が空を少しだけ飛びました。100年ってながいですね。

安曇川流域・森と家づくりの会による、木の伐採現場見学と森の仕事体験が開催されました。130歳くらいという大きな杉が空に向かって伸びるこの森では人が少し小さく見えます。木の伐るところには何度か立ち会っていますが、こんなに大きいのはじめてです。林業家栗本さんの凄みと、木が倒れて地面に落ちるときのドンッという大きな低い音が今も残ってます。

これから家を建てる方にはぜひ知ってもらいたいことが、この日凝縮されていました。

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February 01, 2006

品質確保の第一歩

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設計した住宅が先日工事の契約に至った。いろいろ難航していたので嬉しい。が、舞台が現場に移ったというだけで、仕事はまだまだ続く。

現場監督が行う「管理」と、設計した建築士が行う「監理」とは違う。これをさらりと説明するのは難しいけど、簡単にいうと、家を建てる住まい手さんの代理人として、設計の意図を正しく伝えてチェックしたり、ジャッジしたりして、品質を上げるのが「監理」。だから監理をしっかりしないと設計は無駄になる。仕事はまだまだ続く。

今回つくづく感じた。見積りも技能であり、品質確保の第一歩だということ。内訳明細書すら提示できない施工者に家を建てる資格はないということ。


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January 26, 2006

貝殻のついた木

4636ad9d.jpg滋賀県建築士会青年部の事業で県内の小学生と一緒に木の製材所を見学した。子ども達からは先生と呼ばれたりもしたが、先生らしいことはあまりできず、一緒になって製材所の人を質問攻めにした。

子ども達は貝殻のついた木を見て、木は山から運ばれてくるばかりでなく、海からも運ばれてくることを知った。今後行う山の見学などを通じて、近くの山の木を伐ること、それを使って学校や家を建てる意味を考えることになる。

この子たちは地元の杉やひのきを床・壁・天井に使った学校で過ごしているので木の香りを知っている。幸せものだと思う。

近くの木に辿りつく旅は、本当は家を建てる前の大人の人にこそ体験してもらいたい。





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January 08, 2006

犬の生活

35ae447a.jpgさくら(ラブラドール)の家を考え中。正確にいうとさくらの飼い主さんの家を設計中。

考えてる最中は行っては帰りの連続だけに、そう簡単に答えはでない。ペットのスペースを作るだけなら簡単だけれども、「暮らす」ということはそれだけじゃないから。親子の距離間が時間とともに少しずつ変化するのと同じで、犬との距離間も微妙で絶妙でありたいから。そんな事を考えるのは簡単じゃないだけに楽しい。

試行錯誤の結果が、唯一の家族が暮らすための「こだわり」として表れるように。捨て去った案の数が、変化を大きく包容できる「深さ」となって表れるように。

今はひたすら考え中・・・。



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October 27, 2005

地盤のゆれやすさ全国マップ

5fce242d.jpg地図といえばこれもはずせない。

「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」

全国マップと都道府県マップがあって、自分の住む地域の地盤が地震に対して揺れやすいかどうか、大まかに理解することができる。

本文にもある通り、地震の揺れの強さは、主に「地震の規模(マグニチュード)」、「震源からの距離」、「表層地盤」の3つに影響される。だからこのマップでわかることはその3つのうちのひとつということになる。

ざっと見渡すと、多くの人が暮らす都市部や平野部は揺れやすく、山地が揺れにくいとなっている。したがって我々が暮らしているとこは概ね揺れやすいわけで、これを見たからといって特に慌てる必要はない。これから家を新築する場合においても、現在暮らしている環境においても、それなりの備えをしておきましょう、ということだろう。

さて、家を新築する場合の備えは基本的にプロに任す部分なので、特に意識しなくても家は建つ。ではそのプロがどんな意識で取り組んでいるか、これは大きな問題。


大事な事いろいろあるが、
\澤廚僚藉段階で地盤の調査をして適切な建物基礎を設計に織り込むことと
 (工事契約の後に地盤調査をすると思わぬ増額工事がでる可能性あり)
建築基準法の決まりよりも余力をもった構造計画をすること
 (建築基準法の規定はゆるいので、法律を守ってからといって必ずしも大きな地震に備えてるとはいえない)
5甸囘な立場で工事を見張ること
 (例えば釘の打ち方ひとつで耐震性能はまったく変わるので、第三者の見張り番が必要)

このあたりは絶対にはずさないでほしい。そして「安さ」と引き換えにこれらを全て行わずに多くの家が今も建っていることを知ってほしい。




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October 04, 2005

「見ないほうが良い」ほどかわいい!?

52b956c2.jpg打合せに行くたびに大歓迎をしてくれる犬がいる。それがこの「桃ちゃん」。

もとはロシアでソリを引っ張ったりしていたサモエドという種類の犬だと教えてもらった。それで毛はふかふか、雪が大好きで、夏はバテバテなんだそうだ。

とにかくふかふかで実際よりも大きく見えるが、しぐさはとても可愛い。嬉しいときはもちろん、ちょっと警戒した瞬間や、その警戒を解いた瞬間が表情でわかる。インターネットで調べてみると、確かにサモエドは表情豊かで、笑うそうだ。そして子犬のときは「見ないほうが良い」ほどかわいいとも書いてある。

偶然かもしれないが、最近住宅の設計を依頼していただいた方には、犬を大事にしている人が多い。犬との付き合い方は様々だが、考えははっきり持っておられる。家族だらこそ躾とかルールが大切ということなのだろう。

だから「プラス・ワン」みたいにひとくくりにせず、各々人と犬との関係を理解して設計しなくてはならないと思うようになった。


「桃ちゃん」の場所は考えた。たぶん気に入ってくれると思う。

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August 27, 2005

家相は気にしたほうがいいですか?

06301514.jpgこの仕事をしていてよく聞かれる質問がこれ。いつも「私は気にしません」と答える。

家を建てる人は夢と同じくらい大きな不安や迷いを持っている。どのようにして安心を勝ち取るかは非常に大切なこと。こうしたときに「家相」というものが大きな役割を果たしてきた事実を無視するつもりはない。でも気にはしない。
なぜか…。

この写真は現在計画中のある住宅用地で夏の日差しを検証したもの。西日をどのように遮り、またどの程度家の中に取り込もうか、じっと考える。ここで暮らす家族を思い浮かべながら。

唯一の家族が唯一の土地に家を建てるのだから、そこに建つ家も当然唯一のものでなくてはならない。そのただひとつの答えをだすために何度も現地に向かう。辺りをうろうろと歩けば、いろんな発見がある。

概ね狭小な日本の住宅地は、すぐそこに隣家が迫る。だから開く(窓)か閉じる(壁)かはとにかくデリケート。玄関の位置も水廻りの配置も当然デリケート。だからこそ現場で考えなければならない。駅はどっち?幹線道路はどっち?疲れて帰ってきた主人を「お帰りなさい」と迎えてくれる玄関はこっち側?それとも向こう側?
そんなことをくり返す。

そして僕はそこで得られた感覚を信じる。だから家相を気にしない。


大丈夫、見えてきた。安心して。

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May 30, 2005

木の香りがする家

ki 琵琶湖大橋から車で約10分、比叡山からのびる大尾山の麓にある木樂蔵(きらく)は、大きなクヌギやヤマザクラに囲まれた幸せな場所。

大津市伊香立というところにある、木材を乾燥させるための蔵、木樂蔵にお邪魔した。滋賀県産の木を使った家づくりに取り組む坂田工務店さんが2年前につくった木の倉庫は、単に木をストックするだけでなく(実はそれはそれで大変なことなのだが)、普段は見ることのない家づくりの過程を一般の人々にも公開することで、本当の家づくりとは何か、ということを訴えかけている。

家づくりの専門家(建築士、大工、木材業者など)や建築を学ぶ学生さんに一般の人も交えて勉強する会、木考塾の集会として参加したので、出番を待つ木を前にしていろんな立場からの話を聞くことができた。これはありがたかった。そして自分がこれからやらなければならないことが山ほどにあることも知った。

ここに集まった人は職域や経験も様々だが、共通していることは、ベテランから若手(僕はこっち)に技術を伝えたいという意思。そしてなにより、住む人の幸福を願って本当の家づくりに取り組む姿だと感じた。

地産の木を使った家づくりには多くの意味がある。健康、子育てなど身近な問題から、環境、防災、地域、風景といった大きな問題の解決をも含んでいるから。ただ実績の伴わない僕にはそれを総括して話すことはできない。あせらずじっくり行こうというのが正直なところ。

ただそれでも家づくりに取り組もうとする住まい手の方々に、「木の香り」をいま一度味わってほしい、という願いだけは強く持っている。

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May 04, 2005

やっぱり模型がいい

27277da3.jpgパースは手軽で便利なツールだがほんの少し嘘がある。その点模型は正直だ。いろんな角度から見ることができるし、コミュニケーションもはかどる。作っている本人からすれば、「あれ、これはまずいな」といった部分や、「まだそこまで考えてませ〜ん」といった恥ずかしい部分まであらわになってしまう。

それくらい正直。

だから模型はプレゼンテーションのためだけではなく、自分の頭の中を整理したり、作り手どうしで問題を検証するのに一番のツール。

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May 03, 2005

パース(完成予想図)からわかること

e85ea17e.jpg建物を設計する基本は平面図。平面的なプランニングが不十分なら間違いなく良い建物ができない。でも設計屋さんは完全な平面プランを作ってから、さてと次は立面図、あるいは断面図という具合に作業を進めているわけではない。出来上がった建物を決して真上から眺めたりはしないのと同じように、これからつくる建物を真上からの視線だけで考えることはしない。出来上がる空間を想像しながら、その空間に身を置いているのです、一応。

ところが三次元をイメージすることはたやすい事ではない。ましてや相手に伝えるとはなおさらである。だからパースを描く。計画の最初の時点で描くようにしている。下手くそだがこれでムードが伝わる。

だがパースには注意が必要だ。ついついベストアングルを探してしまうから。だからできるだけ生活の視線で何気ないアングルで検証し、意思疎通をはからなければいけない。

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April 20, 2005

工事費を値切るより適切なローンを選ぶほうが効果大

衣食住、なにをとっても「適切な価格」がある。一番わかりにくい「住」の価格にも「適切な価格」があるはず。不当に高くても、また不当に安くても良い家とはいえない。

だから闇雲な値切りはよくない。住宅の工事を行う工務店や現場の職人さんとの信頼関係が「良い家」をつくるための絶対条件だから。

以前述べたように、ローンの選択や支払い方法によって、総支払額は何百万円も違ってくる。工事費を値切ったり、グレードを妥協してあと何十万円をせめぎあうことよりも、適切なローンを選択するほうがよほど効果が大きい。

では「適切な価格」にたどり着くためにはどうすればよいか。
それは施工者から出された見積りの内訳を丹念にチェックするしかない。数量の過不足を直してもらい、見栄えや品質を考慮しつつ材料を変えたりしながら、粘り強く値段を下げていく。最終的に双方が納得した価格が「適切な価格」だ。

「そんな細かいことまでわかるわけがない」
と怒られるかもしれない。そう、あまりにも多くの方がこの作業をせずに家を建てているのが現状。見積りの査定は専門的な知識を必要とするからいたしかたない。しかしこれこそが家づくりを不安にさせる最たる要因ではないだろうか。夢から現実に引き戻される原因も、ここで太刀打ちできないからではないか。

そこで利用してほしいのが設計事務所、つまり住宅の設計と監理を行う建築士である。設計事務所は、家を建てる人の側にたって上述の作業をおこなうので、これが「適切な価格」への一番の近道だと思う。

多くのことを詰め込みすぎたかもしれない。今後じっくり「工事費」や「作り手との信頼関係」、そして「設計事務所」の仕事について書いてみたい。


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April 16, 2005

だれも勧めてくれない「フラット35」

家を建てて不幸になっては何の意味もない。だからまずはお金が一番大事。

公庫と民間金融機関が提携して行う新型ローン「フラット35」の利用者が最近になって急激に伸びている。当初は貸し手のリスク(つまり貸し倒れとか)を分散させるためだけの制度と思っていたが、金利が大幅に下がったことで、借り手にとっての大きなメリットが生れた。

このシステムの特徴は、「全期間固定金利」で「元金均等払い」も選択できるので、非常にまじめであるという点にあるが、そこへ「低金利」が加われば人気が増すのも当然だ。「保証人不要」や「繰上返済手数料不要」なども大きい。

この「フラット35」、窓口となる金融機関は儲からないだろう。それは決まって自社が行う「超低金利モノ」を勧められることからもわかる。そして4月1日、相反するはずの「公庫ローン」と「超低金利モノ」とを合わせて借りる「すまい・るパッケージ」という、借り手をますます混乱させる商品も登場した。

これは、儲けなければならない金融機関と、儲けさせる訳にはいかない借り手との知恵比べ。したがってローンを選択する際には、わがままにご自身のメリットを追及してほしい。

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